西宮球場解体で思ったこと

http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200409/bt2004090212.html
かつて阪急ブレーブスオリックスブレーブスが本拠地として使用していた西宮球場の解体工事が始まった

これを見てググル先生で南海、阪急の球団身売りの年を調べたら1988年だった。ちょっと纏めてみる。

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・漏れが子供の頃南海といえば万年Bクラスのどうしようもない球団だった。
選手としては門田、モンスター山本、佐々木、湯上谷と役に立たなかったドカベン香川が居た位しか覚えてないが上位を狙える陣容じゃなかった。
・その年やはり身売りされた阪急は強かった。山田、佐藤、星野、松永、藤井に三冠王ブーマーといい選手もいたし、南海から九州への引越しを嫌った門田も入団*1した。
あの当時で考えたら今の2チームの力関係は考えられない。

それにはダイエーが行ったなりふり構わないまでの資金を投入したドラフト戦略と野球が盛んだった土地に西武買収以来久しぶりにプロ球団ができたこと。根来、王の苦労もあるだろうが親会社が傾かなければダイエーの球団運営は大成功だったろう。
片やオリックスはケチとしか思えないまでの戦略を続けた結果、高年俸選手は居なくなり有望選手の獲得も無ければ一位指名された高校生に拒否されスカウトが自殺する事件も起こり、社会問題になる程チームとしては半ば死んでしまったように思う。

この状態で近鉄オリックスが合併して見かけチームが強くなっても数年後の姿は予想できると思う。球団を持つ意義までは理解できても強くなる気がないチームの将来は暗いのではないか。

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http://www.geocities.jp/atngrmail/BwBu.html
ちょっと参考になった。意見は合わないけど

*1:ブーマー、門田はその後ダイエーに移籍